ホエイを有効活用! 夏野菜たっぷりの「発酵水キムチ」で夏を元気に

ヨーグルトを水切りするとできる「水」。
皆さんは、そのまま捨ててしまっていませんか?
実はこの水は**「ホエイ(乳清)」**と呼ばれ、たんぱく質やミネラルなどが含まれた栄養豊かな飲み物です。
今回は、このホエイをベースに、塩こうじとスパイスを合わせて、夏野菜たっぷりの発酵水キムチを仕込みました。
夏野菜の力を丸ごといただく
今回使った野菜は、
- きゅうり
- 冬瓜
- セロリ
- ミョウガ
- 生姜
- にんじん
- トマト
どれも夏に旬を迎える野菜たちです。
旬の食材は、その季節を元気に過ごすための力を持っていると言われます。
だからこそ、季節の食卓には旬のものを取り入れたいですね。
薬膳から見た夏野菜
薬膳では、夏は「暑邪(しょじゃ)」という暑さの影響を受けやすく、汗とともに身体の潤いやエネルギーが失われやすい季節と考えられています。
今回使った野菜にも、それぞれ特徴があります。
きゅうり・冬瓜・トマトは、身体にこもった熱をやさしく冷まし、水分を補う食材。
暑さでほてった身体をいたわり、夏を快適に過ごす手助けをしてくれます。
一方で、
生姜・ミョウガ・スパイスには、身体の巡りを助け、胃腸の働きをサポートする役割があります。
暑いからといって冷たいものばかりを口にすると、胃腸は意外と疲れてしまいます。
身体を冷ます食材だけでなく、巡りを助ける食材も一緒に取り入れることで、夏の養生はよりバランスの良いものになります。
発酵の力が、さらにおいしくしてくれる
今回の水キムチには、塩こうじも加えています。
麹がつくり出す酵素は、野菜の旨味を引き出し、味わいをまろやかにしてくれます。
さらにホエイと組み合わせることで、さっぱりとした酸味とコクが生まれ、暑い日でも箸が止まらないおいしさになります。
発酵食品は、「特別な健康食品」ではありません。
昔から受け継がれてきた、食材をおいしく、長く楽しむための暮らしの知恵でもあります。
ホエイは、捨てるにはもったいない
水切りヨーグルトを作るたびにできるホエイ。
私は、この栄養を無駄にしたくありません。
スープに使ったり、パンやお菓子作りに使ったり、今回のように発酵調味液として活用したり。
少し視点を変えるだけで、「捨てるもの」が「身体を整える一品」に変わります。
そんな発見も、毎日の料理の楽しみのひとつです。
水切りヨーグルトでクリームチーズをつくる方法はこちら
https://kirei-koubou.com/blog/2026/08/01/easy-cream-cheese-making-with-yogurt/
ごきげん生活は、食材を大切にすることから
薬膳、発酵、そして旬の食材。
どれも難しいものではなく、昔から暮らしの中にあった知恵です。
「身体にいいものを食べよう」と力むのではなく、
「旬だから食べてみよう。」
「せっかくだからホエイも活用してみよう。」
そんな小さな選択の積み重ねが、心と身体をごきげんにしてくれるのだと思います。
今年の夏も、自然の恵みと発酵の力をいただきながら、季節を楽しむ暮らしを続けていきたいと思います。

