奇跡の田んぼの会
ご近所にちょっと素敵なご老人がいらっしゃいます。
芸術家的な雰囲気がある方。
家の周りにも手作り風のオブジェなどが置いてあります。
去年の初夏のことです。
通りすがりにご挨拶したら
「稲、いらない?」
「は?イネ?」
「無農薬、無肥料でお米を作ってる人たちがいるんだよ。
和光農ガールっていってさ。昨日田植えだったんだよ。
余った稲あるから、よかったらあげようか?」
「・・・・はい。」
くれるものは基本何でも貰ってしまう私。
でもさすがに稲をもらったのは初めて。
「100円ショップのバケツで育てられるから。
田んぼの土を入れて持ってきてあげるよ。
縄文時代から1度も農薬を使ったことの無い土なんだよ。」
「え?縄文時代?」
ここらへんは遺跡が発掘されたりしているので
太古から人が定住していた土地なんでしょう。
東京23区に隣接しているにもかかわらず畑が多く
自然豊かな環境が気に入っていましたが
さすがに水田が残っているとは知りませんでした。
もらった稲を育て「縄文くん」と名づけて
ちゃんと収穫出来ました(ほんのちょっぴりですが)
本物の田んぼにも参加して
ちょっとだけ農業体験もさせていただき
去年は我が家の楽しいイベントとなりました。
田んぼに足を踏み入れると
何とも言えない癒され感があるんです。
もうほとんど見ることが無くなったトンボが飛んでいたり
耳を澄ますと生き物の音が聞こえます。
それがなぜかとても気持ち良いのです。
とても懐かしく、愛おしく、ゆったりとした気分になって行きます。
今年はもう少し深く関わりたい☆彡
そんなこと考えていたらこんなイベントのご案内が来ました。
「新時代の幸福論」
何だかとっても気になる。。。