命をいただく

こんにちは、犬ママです♫

 

発酵食品の代表としてぬか漬けのことを書きましたが、世界中に素晴らしい発酵食品はたくさんあります。

体に良いだけではなく芳醇な香りやこなれた風味などを楽しめるものばかり(と言ってもまだまだ未体験のものもたくさんありますが)のようですので、それを目的として海外旅行なども楽しいかもしれませんね。

 

さて腸内環境を整える発酵食品ですが、人間はそもそも何を中心に食べるのが体に合っているのでしょうか。

日本人はやはり米の飯!って、本当にそうなんでしょうか。

 

過去に人間が何をたくさん食べて来たか、歴史から紐解いていくと分かりやすいかもしれません。

人間の歴史、そもそも人間はどのくらい昔から存在しているのでしょう。

学説にもよりますが、約260万年前が今の人類の始まりと言われています。

火を使ったり、道具を作ったり、という他の動物とは圧倒的に違う行動が出来るようになった人類の祖先。

サルと人間とが大きく分かれて行くことに繫がったのは「脳の進化」

圧倒的に脳が発達し、先を読んで行動が出来る繊細さや他の地に移り住んでいく行動力が生まれました。

脳は非常にたくさんのエネルギーを消費します。

脳の発達にはエネルギーの高い食べ物(たんぱく質や脂質)が必要だったはずです。

化石の調査などからは260万年~1万年前までの人類は狩猟採取の生活であり極めて肉食に近い雑食であったことが分かっています。

獣の肉、魚介類、昆虫類、木の実、果物、草の根、など。

中でも獣を狩ることが最も効率が良いことからより精巧な道具を作り仲間と協力して狩ることを繰り返す中で脳は益々発達していったようです。

30万年前~3万年前、ヨーロッパに生息していたとされるホモ・ネアンデルタ―レンシスは死者を弔う際に花や装飾品を埋葬するという極めて人間らしい心の行動がすでに備わっていたことが分かっています。

 

膨大な時間の中で二足歩行し、火を使い、言葉を発し、道具を作り、仲間と協力し、失った仲間を弔う心が育った人類。

その鍵は脳を発達させることに繫がったエネルギー摂取。肉食、だったのです。

約1万年前に農耕牧畜革命(作物を育てたり、家畜を飼うことで定住するようになった)が起こるまでは人類は体も大きく、ケガや感染症以外での死因も無く(病気という物が無かった)、寿命も長かったようです。

農耕牧畜革命後、次第にたんぱく質や脂質の摂取割合が減り炭水化物が増えて来てから病気と言われる症状が起き始め、体も小さくなり寿命も短くなっていったようです。

 

260万年~1万年前まで続いた肉食。

1万年以降の食の変化。

更に現代は化学物質が大量に入った加工食品時代。

様々な体の中の異変が起きて当たり前なのではないでしょうか。

 

かといって今からギャートルズ生活は出来ませんよね(笑)

ただ、人間は肉食に極めて近い雑食が食性であり、脳の機能を保つためにはエネルギ―の高い食べ物が必要だと思うのです。

日本人に合った食べ物は決して米ではないということ。

(事実一般人が米をたくさん食べられるようになったのはつい最近のことです。米はお金と同じ扱いのものだったのですから。年貢、とかね。)

なので私はずいぶん前から元気で綺麗になりたかったら肉を食べなさい!とあちこちで言ってたのですが、「今は肉も危険なんじゃないですか?」との意見もたくさんいただきます。

確かにそうなんです。

(ここら辺は長くなるのでさらっといきます。詳しくは食と水の勉強会でシリーズでお話ししていますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。)

食肉をどんなふうに育てているか、この環境で体に良い物か毒になるかが分かれるところです。

家畜が病気にならないように使われている様々な薬。

安い飼料で育てようとするため家畜の身体に合わない物を食べさせる飼育法。

食肉にも様々な危険があり、それは養殖の魚介類にも当てはまります。

そんなことを言っていると食べる物がなくなってしまう。

だったら入って来た化学物質は早く出してしまおう!とアルカリ電解水を提案していますが、今回はとっても素敵なお肉に巡り合ったのでお話しさせていただこうと思います💖

 

素敵なお肉・・・それは「野生のイノシシ肉」

今流行りのジビエというものですが、ジビエもいろいろなのです。

そもそも野生動物は何を食べているのか。ここが重要です。

今は山にハイキングなどに行き平気でゴミを捨てたり、危険物を不法投棄したり、というけしからん人たちが実に多いのですね。

野生動物はそんな化学物質を結構食べていたりするのです。(ゴミはきちんと持ち帰りましょう!)

また、銃で捕獲されるのが一般的なのですがこれはイノシシにとって痛みと恐怖以上の何物でもありません。

一発で仕留められることはほとんど無く、傷付けて追いかけまわし、力尽きたところを捕獲。

非常に残酷です。

また、その恐怖感から出る脳内物質により肉に臭みが残ります。

 

そんなジビエの現実を一掃したのが(株)森美の森社長です。

九州杵築市在住の方で杵築の良さを伝える様々な活動をされている方なのですが、昨年素晴らしい猟師さんと知り合われ狩猟の概念が変わったそうです。

杵築の豊かな自然の中でドングリを食べて育ったイノシシ。

そのイノシシを「箱わな」という罠を仕掛けての狩猟方法で捕獲します。

銃を使うことはせず、不必要な痛みや恐怖を与えないのです。

 

ストレスを与えていないお肉がこんなに美味しいの??!!

というくらい臭みの全くないお肉。

自然の恵みと共に育ったお肉には溢れるエネルギーを感じることが出来ます。

いただく方も自然と感謝の気持ちが沸き起こり少しも無駄にしてはいけないと思います。

これが命をいただく「いただきます」の心なのでしょう。

(株)森美さんのHPにはたくさんのレシピの他楽しい情報が満載です♪

ぜひのぞいて見てくださいね~

https://sin-bi.com/tag/%E7%8C%AA/

 

今日は人間の食性について書いてみました。

最後まで読んでいただきありがとうございました💖

 

 

ブログ

前の記事

想像が創造を産む