奇跡の田んぼ2016【田植え】
参加3年目の無農薬田んぼの会「和光風の里」
今年も無事に田植えが始まりました。
地元の方のお話しでは、この辺りはマコモがたい積して出来た土地だとか。
土地自体に栄養があるから無肥料でもとても美味しいお米が出来るのだそうです。
事実とても美味しい!
この一帯、ひと昔前は辺り一面が田んぼで水も綺麗で豊富で良いところだったとか。
今はすぐ近くまで開発が進みほんとに見逃してしまうような小さな田んぼがひっそりとあるのです。
その頃のお米を食べてみたかった💖
我が家は田んぼの参加のほかに、近くの畑を借りて、自然栽培(無肥料無農薬)で野菜を数種類育てています。
今年も在来種の種をある種屋さんから取り寄せて育てていますが今のところ去年より出来が良くない💦
きゅうりの種は全滅です!!
ちなみにスーパーやホームセンターなどで普通に売っている種ははとんど、というか全部がF1種。
品種改良を重ね、次の世代を残すことが出来ない1代限りの種です。
実がなり種を採っても、その種から同じものは出来ない。
何とも悲しい定めの種。。。
農家さんは大変ですよ~!
毎年種を買わなくてはいけません。
その種には同じ会社から出ている除草剤がとてもよく効く。
恐ろしいスパイラルですよね?
完全にバックにある会社の思いのままになるしかないのですから。。。
その種に何がしこまれているか、食べても安全なのか、は分かりません。
自然の状態の野菜たちでないことだけは確か。。。
でも自分たちで育ててみると農家さんの気持ちがわかります。
育てやすい、お金になりやすい方向に気持ちは動いてしまう。
たとえそれが安全な食べ物でないとわかっていても。
私は家族で楽しみ、たくさん出来たら近所におすそ分けする程度ですが
生活かかっているとなると安全を選ぶのも苦しい決断となるでしょう。
それでも在来種を守り、健康な状態で育てている農家さんも少なからずいらっしゃいます。
どうしても値段は高くなり、見てくれも悪くなるけど安心を買うと思って応援をしたいです。
在来種の種を販売する会社も頑張ってもらいたい!
食べることは生きること。
子供達には少しでも健康な大地のエネルギーを栄養として育ったものを食べさせたい。
その食べ物がどんなふうに作られるのかを身をもって体験してもらいたい。
そんなことを思いながら今年も田植えに参加させていただきました。
関係者の皆さま、本当にありがとうございます!
これから秋の収穫祭に向けてまたいろいろな工程があります。
虫やカエルの声を聞き、やってくる小鳥たちを眺めながら
子供も大人もみんなで一緒に汗を流すひと時を楽しみたいと思います(*^。^*)