命のレール
「妊活」
流行語第2位に選ばれたこともあるこの言葉
今や女性の大きな関心事のひとつ。
妊娠についての正しい知識を得て
パートナーと一緒に自然に妊娠しやすい体作りや
健康な生活スタイルを整えていくことが大切ですよね。
避妊の方法は教えてくれても
実はこの健康な妊娠について
教えてくれる背景が今まで無かったといえます。
晩婚化が進む現代社会
「妊活」は決して他人事ではありません。
妊娠を望むカップルが夫婦生活を営み自然に妊娠する。
本来あるべき自然の摂理が現代社会では循環していないようです。
産婦人科の医師のお話では今の20代男性の生殖機能は60代半ばの男性と同じくらい。
女性も着床し辛い体になっているようです。
運よく妊娠を果たしても無事に育って行く確率はやはり高くはないそうです。
私の周りにも赤ちゃんを望みながらも叶わず長い間不妊治療を続けていた
カップルが何組かいました。
精神的ストレスも高く、お金もかかり、体への負担も大きいことを聞きました。
そういう私も第1子授かるまで6年。
体質改善の治療を15年くらい続けました。
日本の少子化はいろいろな社会問題から「産まない」選択をしているわけではないと思います。
「授からない」というパーセンテージも実はかなり多いのではないでしょうか。
現代人の体のパワーがそもそも昔とは大きく変化しているようです。
体は食べ物から作られます。
命を育むには命あるものをいただくことでのみ繋がります。
これが自然の摂理です。
今、私たちが食べている物
実はそのほとんどが工業製品と同じです!
農薬漬けの種を残せないF1野菜(日本の農薬使用量は世界第1位です!)
アリも寄り付かない食べ物(しかも腐らない!)
殺虫剤代わりにもなる甘味料(カロリーゼロ!たくさん出てますね)
こんなものが溢れています。
親の世代は食べていませんでした。
だから私たちはまだ健康かもしれません。
私たちは「食べ物モドキ」をたくさん食べています。
そんな私たちから生まれて来る子供たちは・・・
全ては次の世代に受け継がれていきます。
受け継がれながら変化して行きます。
どこかで歪んだレールを修正しなければどこかで途切れてしまうかも。
そんな気がしてなりません。