縄文に学ぶ

社会の変化が益々目まぐるしくなって来た近年。

何だかゆっくりした時間を過ごしたいと思っても、わけもなく気ぜわしく落ち着かない空気を感じることってありませんか?

 

私の周りは自営業の方が多いのですが、毎日時間に拘束され管理される生活から抜け出したい!と起業したにも関わらず、何もしない時間を作ると不安を感じてしまいついつい仕事をつくって詰め込んでしまう。

そう嘆いている方もいらっしゃいました。

完全に「現代病」です。

 

完璧さとスピーディーさを求められ、出来ないと「能力が低い」とレッテルを張られかねない現代社会。

常に学び、常に働き、常に自分を向上させようと努力する日本人。

本来まじめで勤勉、努力家が多い日本人ではありますが、その枠を超えているのではないかと心配になります。

 

完璧やスピーディーさを求められたら、AIには到底勝てないのではないでしょうか?

 

時代は今、「人間も自然界の一員である」ということをすっかり忘れて、人はロボットを目指しているように思えてなりません。

なぜこんなことになってしまったのか、人類の歴史年表を見て、改めて考えさせられました。

 

日本人の歴史の中で、世界の他地域には類を見ない面白い時代が「縄文時代」。

400万年前とも500万年前とも、諸説ある人類誕生から長い長い時間が過ぎ(旧石器時代)、その後1万4,000年ものあいだ続いた縄文時代。

そこから現代までの時間がこのグラフです。

 

温暖な気候で、狩猟採集で充分な食料を確保できた時代。

生きることに不自由がないにも拘らず、ヒスイや貝で作った装飾品などの交易も行われていたようです。

人と人が争い殺し合いをした形跡もなく、自然に溶け込むように暮らしつつも高い知能を持ち、芸術的センスをも持ち合わせていた、私たち日本人のご先祖様。

平和な暮らしが1万年以上続いた文化は世界の中でこの縄文時代だけだと言われています。

 

そこから現代にいたるまでは、縄文時代の時の長さに比べるとまだほんのわずかな時間しか経っていません。

その間、社会は急加速で変化を遂げています。

農耕牧畜が始まったとされる弥生時代から、たった3,000年ほどでAI技術で社会が動く時代に!

変化は人間だけが持つ「創造力」が生み出すと言われています。

ですが、この急加速の正体は「人間の欲望」だと思うのです。

 

それは強烈に強い力であり、危ういものでもあります。

 

縄文の遺跡の数々や、当時の食文化などからも豊かな感性と想像力が感じられます。

狩猟採集した食材を保存食として加工し交易していたことも分かっているようです。

貝塚などの遺跡から、数十人のコミュニティで100年以上も一定の場所に定住していたようです。

今なら争いごとが起こっても決しておかしくありません。

地球全体からみると、まさに「奇跡の国・日本」だと思いませんか?

 

21世紀の今

人間の欲望で、地球全体が汚れ、争いが絶えません。

このまま加速すると地球は生き物が全て死滅した星にもなりかねません。

私たちは長い歴史を振り返って、知恵と想像力を使って、ご先祖様の生き方に立ち戻る時期ではないでしょうか。

加速した時間軸を、本来の自然に寄り添った流れに戻す。

本来あるべき生き方に少しでも近づくことで、安らぎや健康や愛ある暮らしが手に入るように感じます。

 

自然と共に人間らしく暮らす。

今ならまだ間に合うと思うのです。

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました💖

 

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