心も身体も喜ぶ食を体験させる子育て

「うちの子はお菓子しか食べられないんです。」
実はこれ、その子のお母さんご友人の方に実際聞いた言葉です。
びっくりですよ。
生まれた時からお菓子しか食べられない子なんて存在しません。
お母さんがお菓子で育ててしまっただけです(笑)


こんにちは!ワクワク人生クリエーター犬ママです🎶

人間だって動物だって、何を食べるか何を飲むかで体が変わります。
どんな食性が合っているか、とても大事です。
加工食品に何が入っているか考える事も必要です。


本来草を食べる動物である牛に穀物飼料やたんぱく質(肉骨粉)を与えたことから狂牛病が発生したり、コンビニの廃棄弁当を飼料として与えられた豚からは奇形豚ばかり生まれるようになった話は有名です。


私達は人間です。
人間は人間に合っている食べ物が必要です。
そう言われて人間に合っている食べ物を、その理由と共に答えられる人は一体どのくらいいるでしょうか。


私達は小中学校、高校、大学、と多くの時間を使って学びを強制されてきました。確かに生きるために必要な知識も多く学んだのだと思います。
でも生きるために一番大切な「人間に合っている食」のことを果たして学んだことがあるでしょうか。


1日30品目、これ本当でしょうか?
(以前このことを書きましたので参考にどうぞ)
https://kirei-koubou.com/blog/2017/02/26/30-items-a-day/


一汁一菜の粗食が良い
身土不二、地元で取れる物が一番良い
肉が良い、悪い
魚が良い、悪い
糖質が良い、悪い・・・


所説いろいろありますが、日本人という括りではなく「人間の食性」と考えた時には大きな時間軸で捉えないと見えてこないものがあると思うのです。
人類の歴史が始まってから膨大な時間が経ちました。
農耕革命で作物を栽培したり家畜を飼う技術が生まれ、定住をする暮らしになったのはつい最近のお話しです。
日本人のルーツは米?
江戸時代になっても米はお金と同じ。
たくさん食べられる人なんてほとんどいませんでした。

それまでの数百万年間、人間は一体何を食べていたのでしょう。



砂糖などの甘味が一般的に普及したのは戦後です。
砂糖ならまだしも、砂糖の何千倍もの甘さを人工的に作り出す人工甘味料(これは脳が麻痺を起こし強い依存症を引き起こす劇薬です!)などが今や赤ちゃん用の離乳食にまで使われている世の中。
赤ちゃんの健康のことを考えているとは到底思えません。



人間が本来口にしてこなかった(というか存在していなかった)穀物と甘味料の塊のようなお菓子を食事代わりに子供に食べさせる。
腸の働きがまだ未熟な小さな子供に本来食べ物では無いものを与え続けることの弊害は計り知れません。



腸壁に無数の穴が空き、本来体には吸収されず排出されるべきものが血中に入ってしまうことで様々なアレルギー反応が起こるリーキーガットという現象がやっと日本でも知られるようになってきたようです。
人の体に取り込んではならないものを食べ続けると起きる症状です。
強いアレルギー反応で死亡するケースもあるのです。



「うちの子はお菓子しか食べられなくて」なんて簡単に言っている場合でしょうか。
添加物まみれの食べ物もどきを子供たちに食べさせ続けることでその子の一生を台無しにしてしまうかもしれません。



子供はお腹がすけば食べます。
簡素な食事で構いません。
肉や魚のおかず、野菜たっぷりのお味噌汁、ごはん。
そんなシンプルなものでいいんです。
調味料は味噌、塩、醤油(味噌や醤油は保存料などの添加物が入っていないもの。塩は良いものにしてください。赤いキャップの食卓塩NGです。)
それだけで十分です。
良い調味料を買ったとしても、食費がグンと跳ね上がることはありません。
余分なもの(お菓子など)を買わない方が結果節約に繋がります。



素材本来の味、本物の調味料の味、初めは分からないかもしれません。
でも続けることで味覚が正常に戻ってきますし体調も良くなって来ます。
子供たちの学力や行動力なども変わって来ます!



子供たちは食を選べません。
親が学び、実践し、子供たちに伝えて行く。
最も大事な子育てです。
「うちの子は食べないから」と諦めずにぜひトライしてほしいです♫



時短手抜き、だけど体が喜ぶ!心が安らぐ!そんな食作りと生き方のお話しを交えた交流会「ぬか漬け茶会」を毎月開催しています。
(現在は東京銀座スタジオにて開催中。ご希望がございましたら出張開催も可能です。ご興味ある方はお問い合わせ欄にご記入の上送信下さい。折り返しご連絡いたします。)



今日も最後までお付き合いありがとうございました💖