クール?ホット?冷え性改善法
そけい部の圧迫を取り去ることでリンパや血流の流れが正常化へ向かい
冷え性や睡眠障害、疲労回復などに役立つ「寝る時ふんどし」
いろいろなところでこんなお話をしていますが、相変わらず多いお問い合わせの一つが「冷え性」
真夏でも靴下が手放せない
冬場はもちろん、春になっても「しもやけになる」
体の芯から冷えている感じがして夜もぐっすり眠れない
いつも手足が冷たくてお風呂でゆっくり温めても一向に改善しない。
このような症状、女性の方からは本当によく寄せられますが
最近は男性やお子様にも多いお悩みの一つのようです。
この「冷え性」という症状は昔からあったのでしょうか?
氷河期を乗り越えた原始人。
毛皮をまとって洞窟にすんでいたとしても、火を起こす技術を持っていたとしても
明らかに現代より何倍も寒く過酷な環境だったでしょう。
私たちのご先祖様が「私、冷え性だから寒くて外に出られないわ~」
などと言ってたとしたら私たちは今ここに存在していません(笑)
そもそも人類は丈夫な肉体と環境に適応していく能力に優れているわけです。
丈夫な体があったからこそ人間として生き物の頂点に君臨したわけです。
そんな資質を持っている私たち人間。
にもかかわらず子供にまで蔓延している「冷え」とは何でしょう?
一体いつから、なぜ、こうなったのでしょう?
どうやったら改善していくことが出来るのでしょう?
まず体の中で熱を作り出すところ、そこが退化していると考えられます。
熱を作り出すところ、それは細胞内のミトコンドリア。
筋肉に多く存在するのですが、このミトコンドリアがしっかり呼吸をすることで熱を発生するのです。
現代の長時間座ったままの生活。
公園に集まっても隅っこで固まってゲームをしている子供たち。
家事労働も電化が進み人の手を煩わせる事がない日々。
昔と今
原始時代とは言わず、江戸時代などと比べても
生活様式は大きく様変わりしました。
圧倒的に運動不足なんですよね、私たち。
熱を発するミトコンドリアがしっかり呼吸をしていない。
そして血管。
血管年齢という言葉はよく聞くと思いますが、この血管年齢と老化はとても密接。
年齢と共に血管が老化し、弾力が失われ傷つきやすい状態になっていく。
何かで圧力がかかった時血管が破裂し命を失う。
老衰での死亡はこんな感じなんですね。
だから、血管がしなやかで弾力がある状態を保ってあげると
いつまでも若々しく活動的に生きていくことに繋がります。
ですが現代人は運動不足の他
ストレスやメリハリの無い生活のため、血管内の圧力のオンオフがされていない
麻痺した状態の人がとても多いのです。
なので、まず血管のオンオフを回復させてあげましょう!
やり方はとても簡単。
お風呂で温まったあと、手足に水をかけてしっかり冷やします。
ええ~?冷やす?余計に寒くなっちゃうじゃない!?
いえいえ、お風呂で温まって開いた状態(圧力の少ない状態)の血管を
水で冷やしてキュッと閉じて(圧力を上げて)あげます。
そうすると体内の熱が必要以上に逃げて行きません。
お風呂で温まって血管が開かれた状態のままでいると
適正な状態に戻そうとじんわり血管に圧がかかりいつまでも熱を逃そうとしてしまい
結果体の中が冷えてしまうのです。
お風呂上りに手足に水をかけ血管を引き締めてあげる
これを続けるだけでもかなりの効果が期待出来ますよ。
慣れてきたらお風呂で温まった後、水シャワーを浴びる
これを何回か繰り返すと麻痺していたオンオフスイッチが回復します。
で、最後に水シャワーを浴びておしまい。
血管が収縮し体がポカポカして来ます。
これは低血圧の改善にも役立ちます。
血圧も冷えも改善に向かうと元気になり体も軽く感じられてくるので
ちょっとした時間に体を動かしてみようという気にもなるというもの。
運動することで細胞に酸素が行きわたりミトコンドリアがしっかり熱を作ってくれる。
冬でも靴下いらずのポカポカ体質の完成です💖
ただ、心疾患などの疑いのある方や血圧降下剤やコレステロールを下げる薬を飲んでいる方は慎重に。
薬に関しては世の中のお金の動きが絡み、健康値なども薬の売り上げのために上下させている
という実態があります。
また世の中の常識と思われているものは医療の裏側と繋がっていることが非常に多いため
鵜呑みにせずまず疑ってみる、調べてみる、考えてみる
という姿勢が大事だと思います。
この辺はまたの機会に。
これから暑くなってくるので効果が感じられるのは少しだけ時間がかかるかもしれませんが
今から慣れておいて秋からはしっかり水シャワーが出来るようになれば
今度の冬は冷えに悩まなくても快適に過ごせますよ~!
ぜひお試しくださ~~い(^O^)/